槍ヶ岳スキーやりがたけ (3180m)

上高地から二日がかりで槍ヶ岳を目指しました。
スニーカーを履いて上高地散策のおばさんに「スキーを担いで、どこへ行くのですか?」などと、訝しがられるのも無理はありません。上高地はすっかり春の装いで、雪など全くないのですから・・・・・・。
一日目の宿はたしか槍沢ロッジだったと思います。ロッジの少し手前から雪がありました。

ようやく槍ヶ岳が近くなりました。(上左画像)
連休の頃は賑わったでしょうが、きょうは辺りに人影は全く見えません。この景色全部をひとり占めです。贅沢ですね!!
振り返ると常念岳の先端が赤沢山の上に顔を出していました。(上右画像中央)
槍岳山荘付近からの展望
後方左から東天井岳(2814m)、横通岳(2767.0m)、中央の三角形の山は常念岳(2857m)
手前の尾根は東鎌尾根、斜面右下の赤い屋根は殺生ヒュッテ。

この日の槍岳山荘の宿泊客は私の他には、東京から来たという登山者の男性一人で、大きな部屋にお客は二人だけという、夏の混雑は嘘みたいな贅沢ぶりでした。

手前は大喰岳(3101m)、その左に北穂高岳の頭がちょっとだけ見えます。その左は前穂高岳(3090.2m)から屏風岩ノ頭へつづく北尾根が見えます。
大喰岳の右下の方に見えるのは西穂高岳(2908.6m)でしょうか?


それにしても大喰岳の斜面はいい斜面です。
北西に伸びる西鎌尾根

尾根の延長上の雪の付いてない山は双六岳(2860.3m)で88年5月にスキー登頂した山です。その奥は黒部五郎岳(2839.6m)、中央右側は三俣蓮華岳(2841.2m)、その右最奥は薬師岳(2926.0m)、その手前は祖父岳(2825m)と鷲羽岳(2924.2m)、右端は水晶岳(2986m)


兼用靴で槍の穂先まで登りましたが、夏靴に比べると、やっぱりちょっと登り難かったです。
夏の山頂は大変な混雑で長居は無用ですが、この日の山頂は私の他は同宿の登山者一人だけで、心ゆくまで展望を楽しむことができました。
予定では付近を滑りまくるはずでしたが、大喰岳の手前の斜面をひと滑り、反対側の飛騨沢の上部だけをひと滑りしただけで充分でした。
飛騨沢はカーブの辺りまで滑りたかったのですが、登りのことを思うと上部だけで諦めましたが、その後二度と槍ヶ岳を滑るチャンスは来なかったので、今思えば2~3泊連泊して付近を滑りまくっておくべきだったと思います。惜しいことをしました。
槍沢俯瞰
今日はこれを滑って帰ります
槍ヶ岳とリュックだけがツーショット
こういう時、連れがあるといいすね
この辺りで槍ともお別れです
さよーなら、又来るからね!

前年の夏、息子と二人でこの辺りを下見に来ています。
槍沢を途中まで滑って、上左画像の正面に見える天狗原まで登り、南岳から横尾尾根につづく尾根を越えて、横尾谷右俣を滑って北穂高岳の下の横尾谷を滑って帰るコースを考えていましたが、一人だと結局一番楽な槍沢をそのまま槍沢ロッジ下まで滑って帰ることになりました。
2泊3日の槍ヶ岳スキーは好天に恵まれ、雪は多少重たかったものの「素晴らしい」の一語に尽きる3日間でした。

データ
  • 1995.05.08(月)
単独
上高地
 

 

 

槍沢ロッジ(泊)
 

 

 

槍ヶ岳
 

 

 

槍岳山荘(泊)
 

 

 

槍沢
 

 

 

上高地
歩行+スキー距離
約39.5km
行動時間
その他の記録
  • 1988.08.08~10
ほかの参考サイト
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