e旅歩き旅 101日目 浜坂温泉~岩美町浦富

今日のルートの中で近畿自然歩道は

浜坂 文学めぐりのみち新温泉町・JR浜坂駅~新温泉町・JR諸寄駅12.0km

きょうで兵庫県を終わり、いよいよ長い鳥取県に入る。
今朝、予定していた国民宿舎いわみ荘に電話したが、「現在使われていません」の応答。
変だと思って、104で調べたが、無いと言う。
今朝の浜坂温泉保養荘で、次の宿は「国民宿舎いわみ荘」だと言う話をしてきたばかりだから、そんなはずはないと思って、浜坂温泉保養荘でもう一度聞いてみようと思って電話すると、事務員さんが
「そこは去年廃業されました」という返事。
朝、話をしていた男性職員が、たまたま知らなかっただけらしい。
第二候補の少し先にある民宿に電話して、宿の確保はできた。後はそこまで歩くだけだ。

コンビニがありそうな町はこの浜坂だけだから、JR浜坂駅前まで弁当を買いに行く。
駅に向かう途中で、予定していなかった自然歩道「浜坂文学めぐりのみち」に出会う。
浅い小川に沿って石垣の美しい家が並ぶ、幅1mほどの遊歩道「あじわら小径」が続いている。

(画像はクリックで拡大します)
あじわら小径 あじわら小径 あじわら小径
石垣が美しい「味原(あじわら)小径」の遊歩道
駅から戻るとき、もう少し小川の上流から先ほどの道を歩いてみた。
お世辞にもきれいな小川とは言いがたい川だが、10cmほどのウグイが無数に泳いでいる。ウロがあるような川ではないので、隠れる場所もなく、人の気配に、ただ一生懸命逃げているつもりで、実は殆んど人と平行して泳いでいるだけだ。
一生懸命泳いでも逃げ切れないのを見ていると、可哀相になってきて、足を止めて先に逃がしてやった。
ユートピア浜坂という温泉施設の前に「温泉卵ゆで場所」という井戸のようなものがあった。
73℃のお湯が湧いているそうで、約30分お湯に浸して置くと、黄身はかたく白身は半熟の温泉玉子が出来上がるらしい。
ご丁寧に「玉子は近くの店で購入してください」と書いてあった。

浜辺に出ると「ボードウォーク」という、砂浜に板を敷いた遊歩道を歩くようになっていた。
温泉玉子ゆで場
ゆで玉子を作る温泉井戸
ボードウォーク ボードウォークが終わると、公園の遊歩道になった。それに従って歩いて行くと海になってしまった。
GPSで見ると突堤の先端だ。道はボードウォークが終わった時点で左折しておかなければならなかったのだ。
板敷きの砂浜
戻ってGPSが示す正規のルートに復帰し、矢城ヶ鼻の岬の方へ向かうと、「この先崖崩れあり、通行止め」の立看板。
更に進んでみると、同じく「この先崖崩れあり、通行止め」の看板があり、柵がしてあった。
先を見ると急な崖が崩壊して、遊歩道がなくなっていた。

事前に兵庫県の自然保護課から貰った資料に書いてあった通行止め箇所はここらしい。
通行できないのであれば戻るしかない。
この先崖崩れあり、通行止めこの先崖崩れあり、通行止め
完成間近のトンネル 相当自然度が高い(?)自然歩道 やっと歩き易い自然歩道

国道178号線まで戻らないと、先に行く道はないらしい。ところが地図にはない工事中の道路と「城山トンネル」があるではないか。トンネルの方向はどうやら目指す方向に行けそうだ。
(後日国土地理院に報告したら、「調査して訂正します」の返事を貰い、しばらくして地図は訂正された)

通行止めの看板はあったが、日曜日の今日は工事はしていない。今年2月にできたばかりのトンネルを歩かせてもらうことにする。
照明がまだ点いてない曲がったトンネルは、中央付近では真っ暗だった。
トンネル工事は終わっていそうなので安心だとは思うが、一応「工事中通行止」だから、マンホールの蓋が開いていて落ちないとも限らないから、念のため懐中電灯を使った。

トンネルは2本あり、1本目が終わった所がちょうど矢城ヶ鼻灯台を周遊した場合の終点付近だった。(上左)
近畿自然歩道の道標もあったので、逆方向から矢城ヶ鼻灯台を目指して歩いてみた。
海岸から直ぐに山に登る道になり、これが想像以上にひどい道だった。(上中央)
ほとんど踏み跡もなく、くもの巣の状態から数日前に誰か一人、あるいは獣が通ったような踏み跡があるだけだった。
それでも構わず暫く登ると、軽自動車が通ったような轍のある水平道に出た。
どうやらこれが本来の自然歩道メインルート(上右)で、今登ってきたルートはサブルートらしい。

加藤文太郎記念碑から先の道は、やや狭くなり、草深くもなるが、歩きやすい道だ。
今日まで3日ほど灯台を見に来ているが、今日の灯台が景色がもっとも美しく、行った甲斐がある灯台だった。
灯台側にも崖崩れ場所への通行止めの柵がしてあった。
矢城ヶ鼻灯台
矢城ヶ鼻灯台
灯台からの眺め
これを越えて戻ります
アオダイショウ君の昼寝を邪魔しました
アオダイショウ君が日向ぼっこ
灯台の直ぐ近くはコンクリートの道になっていて、日が当たって暖かいのだろう。2mほどのアオダイショウが寝そべっていた。
靴で「トントン」と音をたてるとゆっくりと動き出したが、すぐ安心して夢の続きでも楽しんでいるのだろうか、2mほど先で、また動かなくなった。
しっぽを靴でチョンチョンと突いてやったら、慌てて茂みに逃げて行った。付近にシマヘビもいたらしく、二匹いっしょになって退散した。
景色を楽しみ、写真を撮り、大休止してから再び戻ると、すっかり忘れていた先ほどのアオダイショウ君が「また嫌な奴が来た」とばかりに茂みに隠れた。
やっぱり向こうの方が察知が早い。 シュルシュルと逃げる音がした。
「さっきのアオダイショウ君かな? また日向ぼっこ? ごめんよ!」
居組集落から長い長い上り坂を登り、ようやく下り坂になったところに、兵庫県・鳥取県の県境があり、陸上七坂(くがみななさか)展望所という休憩所があった。
ベンチに腰掛けて岩美町方向の海を眺めながら大休止しているとパラパラと雨が降ってきた。
あまり大降りにはなりそうではないが、一応傘が必要なくらいの降りである。
その雨も岩美の海岸に到着した頃には上がっていた。

陸上七坂展望所から岩美方向の眺め

自然歩道のルートは竜神洞のある羽尾岬を通って岩美海岸へ向かうようになっていたが、大羽尾集落を歩いていると、お婆さんが「あんた、どこへ行くの? この道は行き止まりだよ」と、制止された。
「この岬を周って岩美の方へ・・・」と、言うと
「この道は行き止まりで、そんな道はありゃせんよ! 竜神洞へ行く道はあるにはあるが、滑ったら海へ落ちてしまう」と言う。
雨上がりだし、滑るかも・・・? と、納得して、お婆さんの助言どおり引き返すことにした。

民宿「シーサイドうらどめ」の食事は炭火で魚介類を焼きながら食べるのだが、その量の多さに驚いた。
65歳の胃袋には、頑張って食べても1/3ほど残ってしまった。

食事が終わって、部屋に戻ると3階の窓からの夕陽がきれいだった。
カメラを構えた時には、既に太陽は沈みきっていた。もう5分、食事を早く切り上げるべきだった。
データ
  • 2007.06.03(日)
単独
浜坂温泉保養荘
1.7km

8:01

8:28

浜坂駅前
1.4km

 

8:57

ユートピア浜坂
2.9km

 

9:45

崖崩れ通行止地点
1.5km

 

10:09

城山トンネル出口
2.3km

 

10:59

矢城ヶ鼻灯台
4.0km

 

12:27

諸寄海岸
4.7km

 

14:03

居組
3.2km

 

14:55

県境
3.7km

 

16:02

小羽尾引き返し点
2.8km

 

16:45

シーサイドうらどめ
歩行距離
28.1km
宗谷岬からの累計距離
2410.3km
行動時間
8時間44分
天気
曇り一時雨
宿泊
費用
宿泊 8,930
昼食 336
その他 589
その他は お茶・牛乳・野菜ジュース・おやつ・入館料・ランドリーなど
アーカイブ

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