e旅歩き旅 36日目 函館滞在

北海道縦断を終わったので一日函館見物に当てた。
と言っても、街の見物は五稜郭とその往復、函館山の夜景見物のバスの往復だけ。
日中の殆んどは「立待岬」から「函館ドック前」までの函館山歩きがメイン。
森昌子(?)の歌にある「立待岬」がここだとは初めて知った。

犬の散歩に来ていた地元のご婦人に景色の説明をお願いした。
下北半島と津軽半島が見えていて、その間の何もない向こうが青森だということ、更に右に目を移すと北海道の松前半島で、あの辺りが北島三郎さんの故郷の方です。などと周囲360度を詳しく説明していただいた。

函館山遊歩道の地図を見ていると先ほどのご婦人が「函館山に登るのですか? きょうは空気が澄んでいて良く見えますから、きっと素晴らしいと思いますよ」
との言葉に勇気付けられて、七曲坂を登った。

(画像はクリックで拡大します)
何やらいっぱいほおばったシマリス君 七曲坂で「シマリス」に出会った。
口の中にどんぐりでも蓄えているのだろうか、ほっぺたが大きく膨らんでいた。
昭和20年まで使われていたと言う函館山要塞の跡

函館山々頂手前の広場、千畳敷には数人のハイカーが休憩中だった。
そこから先には石造りの古い建物の跡のようなものが地下にあった。
地元の人に尋ねると、明治時代に作られ、太平洋戦争まで使われた要塞の跡で、函館港を守るために作られたものだと教えてくれた。
直径5mほどの丸いコンクリート製のものは砲台の跡だそうだ。
深さ3mほどの通路が何十メートルも掘られ所々に部屋らしき跡も残っていた。

遠く駒ヶ岳 函館港 函館市街

函館山からの下り、やっぱり山道を通ったら、ヤマブドウとサルナシ(コクワ)がすずなりだった。
とても手が届くような高さではなかったが、北海道には猿がいないと聞いているので、これを取るものは誰もいないのだろう。
我が家の近くの山では最近ヤマブドウもサルナシもほとんどお目にかかれなくなった。都会に近い山の方がたくさんなっているなんて、皮肉な話しだ。

下りの道 ヤマブドウ サルナシ

立待岬側も函館ドック側も墓場を通る。秋のお彼岸のお墓参りをする車と人で大混雑だった。
お墓のお供え物は、福井ではカラスや野犬の餌にならないように持ち帰るようにとの役所の指導がかなり行き届いていて、残してくる人は少なくなっているが、ここ函館では殆んどが残してくる風習のようだった。
カラスが集まって来ていてお供え物を食い散らかしていた。
お寺の裏で枯れたお花や食い散らかされたお供え物を焼いている人がいたので話を聞いてみた。
函館でも持ち帰るようにお願いしているそうだが、まだまだ持って帰ってくれる人は少ないと言っていた。

函館ハイカラ号と美人の車掌さん ドック前から五稜郭までは明治43年にアメリカで製造されたレトロな電車「函館ハイカラ号」に乗った。台車は製造当初のアメリカ ブリル社製をそのまま使用し、車体は当時の図面を基に復元されたものだそうだ。
天井も床もドアも木製で、車掌さんと運転手さんの服装もなかなかいい雰囲気だった。
電車も昔のものと今のものでは揺れ方にも相当な技術の進歩があるようだ。
このハイカラ号は「揺れますからご注意ください」と言っていたが確かによく揺れる。

金沢のS君が五稜郭公園は余り面白くなかった。と言っていたので、五稜郭を上から見られる五稜郭タワーに昇って見た。
これは正解だった。きれいな星型の五稜郭公園が真下に見ることができた。
このタワーは平成15年に建替えられたようでまだ新しい。
土曜日の今日は大変な混みようだった。
田舎暮らしで混雑した乗り物に慣れていない私は、ちょっと戸惑った。

函館山から夜景を見ることをS君は勧めていたが、また混むだろうと思って行かないことにしてホテルに戻った。
S君がSkypeで是非行って来いとしつこく言ってきたので、午後6時半のバスで登ることにした。
バスは案内上手のガイドさん付きで、一人で歩く市内見物とは違って中身の濃い市内観光を兼ねた夜景見物になった。
世界の3大夜景の一つに数えられているらしい夜景は素晴らしかったが、ガイドさんの案内も素晴らしく、バス内は拍手喝さいと笑い声が絶えなかった。
世界の3本指に入る夜景だそうだ

今日のホテルは今回の宿の中では一番大きなホテルだ。
天然温泉付きのこのホテルは、内容としては申し分ないが、余り大きなホテルは私にはどうも合わない。
13階の大浴場・コインランドリーと11階の部屋を何度往復したことやら・・・・。2階分なら階段で駆け上がった方が早いと思うが、階段は非常用しかなく通常は閉まっていて、その都度エレベーターを使わなければならない。
エレベーターを1階から11階まで呼び寄せる時間のまどろっこしいこと。
こういうのはどうも性に合わない。こうした高層ビルの無駄な待ち時間は何とかならないのだろうか?
乗り物を5分待つより10分かけて歩いた方がストレスが溜まらない性格の私には、いちいちエレベーターを待たなければならない建物はストレスが溜まってしょうがない。
これから宿を予約するときは何階建てですかと、確認することにしよう・・・かな?

データ
  • 2006.09.23(土)
単独
電車

8:57

9:25

谷地頭
1.2km

 

9:46

6.1km

 

12:36

3.9km

13:09

14:16

電車

14:21

14:50

5.3km

 

17:37

歩行距離
16.5km
宗谷岬からの累計距離
882.3km
行動時間
8時間40分
天気
晴れ
宿泊
費用
宿泊 7,600
昼食 700
夕食 1,260
靴・靴下・帽子 5,544
バス一日券 1,000
その他 1,470
その他は お茶・牛乳・野菜ジュース・おやつ・入館料・ランドリーなど
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