e旅歩き旅 28日目 洞爺町-壮瞥温泉(そうべつ)

きょうは洞爺湖の周囲の「ぐるっと一周道」の東側を半周する。距離は20kmほどだから昼過ぎには宿に到着する予定。午後は宿に荷物を置いて有珠山見物をするつもりで、朝食は7時にしてもらった。
朝5時に目が覚めたので「水の駅」まで散歩して、パソコンコーナーの開館時間を見に行った。もし8時頃だったらそれまで待ってブログをアップしてから出発するつもりだったが、9時開館となっていた。
これではちょっと遅い。有珠山見物の時間がなくなる恐れがあるのでブログアップは諦めた。

(画像はクリックで拡大します)
宿の前には環境省が整備した立派な設備の財田(たからだ)キャンプ場がある。
キャンプ場と湖の間には湖に沿って「夕日が見える渚公園」から「ソウベツ川」まで自然観察道が2kmほどつづいているのでこれを歩いた。
木屑を固めたようなフェルト状のものが敷いてあり足に優しい感触で歩きやすい。
湖に白鳥が3羽いた。
キャンプ場の管理係の人に尋ねると、「ここが気に入ったのか住み着いているのです。3番(つがい)ほどいるみたい」と、言っていた。
居心地がいいのか帰らなかった白鳥
居心地がいいのか帰らなかった白鳥
モデルになりたいリスがいた 解説板によるとキツネなどの獣道だそうだ 自然観察道はその名の通り、観察のヒントになることを書いた立札が所々に表示してあって参考になる。読みながら歩くのは楽しい。
リスがいた。
今朝のリスは写りたがり屋さんだったのか、カメラを向けても直ぐには逃げずカメラに納まってくれた。
モデルになりたいリスがいた 解説板によるとキツネなどの獣道

洞爺湖は渚の清掃が行き届いている。
今朝も早くから清掃している人が居た。そのためゴミ一つ落ちていない。
鏡のように穏やかな湖水は青く澄んでいる。
自然観察道の終点は水深2~30cmで幅3m程度の小さな川のソウベツ川が湖に注ぎ込んでいた。

産卵中のマスを目撃 感動した 湖から200mほど遡った浅瀬に、幸運にも40cm大のサクラマスを目撃した。
早速カメラ出して夢中でシャッターを切った。背びれが水面から出ている。
ふとその下流を見ると2組のペアが今まさに産卵中だ。
メスが時々横になって尾びれで砂をかけている。
オスはかなり戦ってやっとパートナーを得たのか、体は傷だらけで痛々しい。
TVでは見たことがあるが、実際に見たのは初めてだ。感動した!!
驚かさないよう木の陰からしばらく見ていた。
きょうは朝から感動シーンに出会った。素晴らしい一日になりそうな予感がする。
産卵中のマスを目撃 感動した

右手に渚を守る保安林の大木とその間からのぞく渚と青い湖水。それを数時間眺めなつづけながら歩けるこの道は素晴らしいが、歩道がないので気は抜けない。

木の根元で何かが動いた。
きょう2回目のリスが木の裏側に回った。右側から覗くと左側に回る。左側から覗くと右側へ。リスと「いないいないばー」をしている格好だ。
数回繰り返したが、木の上の方へ逃げていく様子はない。こちらは面白いがリスにしてみれば迷惑なことだろうから数回楽しんでやめたが、あと数回はリスと「いないいないバー」ができたかもしれない。

四国八十八箇所を野宿で踏破した伊藤政美さん 壮瞥町営温泉「来夢人の家(きむんどのいえ)」の前の休憩舎で自転車の人が駆け寄って来て「歩いているの? 僕そういう人見ると感動するな!」と言う。
この人、近くの豊浦町に住む 伊藤さん60歳で、四国八十八箇所を52日間野宿で歩き通したという凄い人だ。
更にチベットのカイラス山のトレッキング27日間、タンザニアのキリマンジャロ登頂の経験者。
今回は北海道三十三霊場を野宿で歩き通す事前調査に来たのだと言う。
凄い人が居るものだ。20分ほど話が弾んで住所などを交換して別れたが、パワーを貰ったような気がした出会いだった。
四国八十八箇所を野宿で踏破した
伊藤政美さん

宿には14時少し前に着いた。建替えて間がないのだろう。想像以上にきれいな宿だった。
宿に荷物を預けカメラとGPSだけ持って有珠山ロープウェイ乗り場へ急いだ。
2時45分の便に間に合った。山頂はゆっくり見ても40分程度だという説明だった。しかし、これは火口原展望台往復の時間らしい。

昭和新山 火口原展望台まで登ると「外輪山遊歩道」というのが更に延びていた。
片道40分と書いてある。往復1時間半なら時間は充分ある。
せっかく来たのだからここで帰るのは勿体ない。
一番奥の「南外輪山展望台」まで足を伸ばすことにした。
外輪山遊歩道からの有珠山
昭和新山 外輪山遊歩道からの有珠山
しばらく行くと遊歩道のど真ん中に 『これより先ハイカー専用縦走路です。
一般のお客様は必ずロープウェイでお帰り下さい』 と立札が立っていた。

その先は火口原まで269段の木の階段が真っ直ぐに下っている。
ほとんどの人はこれを見ただけで尻込みするだろう。実際この先では4~5人に出会っただけだった。
やっぱり間近に見る火口は迫力が違う。

眼下には28日目にしてやっと見る太平洋が広がっていて、伊達市から虻田町にかけての海岸線が箱庭のようだ。
西の方には明日から歩く海岸線が遠く青く霞んでいた。北には静かな洞爺湖とその奥に羊蹄山も見えている。すべてが一望できる絶好の展望台だ。
269段の木の階段、全部で535段あった
269段の木の階段。全部で535段あった
データ
  • 2006.09.15(金)
単独
9.6km

7:32

11:03

10.8km

11:23

13:58

3.0km

 

14:40

 

14:53

ロープウェイ有珠山頂
2.5km

 

15:32

2.7km

 

16:27

ロープウェイ有珠山頂

 

16:35

ロープウェイ昭和新山
3.0km

 

17:25

壮瞥町いこい荘
歩行距離
31.4km
宗谷岬からの累計距離
682.3km
行動時間
9時間53分
天気
晴れ
宿泊
費用
宿泊 7,800
ロープウェイ 1,450
その他 696
その他は お茶・牛乳・野菜ジュース・おやつ・入館料・ランドリーなど
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