e旅歩き旅 Test 3日目 片野国民宿舎-小松

きょうは片野国民宿舎から小松のホテルまでの25km。
この内、中部北陸自然歩道は

鹿島の森と北前船ロマンのみち(後半)片野国民宿舎~加賀市橋立町6.0km
安宅の関勧進帳のみち橋立町~安の宅関跡バス停14.9km
弁慶・義経なみだのみち(一部)関跡バス停~小松市山口町2.3km
<注>ルート途中に立っている中部北陸自然歩道「鹿島の森と北前船ロマンのみち」の案内板には、加佐の岬~塩屋海岸までの約11kmとなっているが、石川県から貰った資料では、橋立町北前船の里資料館~鹿島の森までとなっているので、ここではそれに従った。

昨夜から天気予報は午後から荒れ模様になると告げているので、早めに小松のホテルに入れるよう早発ちの予定で7時前に朝食を済ませた。
しかし、窓から見る空は雨が降りそうな気配は全くない。

国民宿舎からの自然歩道は昨日の道のようなサイクリングロードではなく階段の上り下りが続く未舗装の山道だ。きれいに草刈がしてあり眼下に広がる日本海を眺めながらのウォーキングは大変気持ちがいい。

(画像はクリックで拡大します)
黒崎海岸付近のクロマツの苗木育成 黒崎海岸付近まで来ると、おびただしい数の黄色のビニールパイプが林立した異様な雰囲気の所に出くわした。

それは植林したクロマツの苗木を冬の日本海の冷たい強風から守るためのものらしい。
パイプの中で30~40cmほどに育った苗木が透けて見えていた。
穴の住人は誰かな? ヤンマを見たのは何年ぶりだろう? ツユクサの群生も美しい
穴の住人は誰かな? ヤンマを見たのは何年ぶりだろう? ツユクサの群生も美しい
ちょっと危険なところも・・・ 砂浜は黒崎海水浴場
ちょっと危険なところも・・・ 砂浜は黒崎海水浴場
江戸時代から明治に2000万本、大正から昭和にかけて700万本を植林したが近年松枯れが目立つようになったとある。
松枯れの原因については諸説ある。
  • 松食い虫による「マツノザイセンチュウ」の媒介。
  • 落葉を燃料として利用しなくなったので人の手が入らず根元に雑草などが生い茂るようになった。
  • 松葉の気孔がディーゼルエンジンの排ガスに含まれる煤の粒子のサイズに等しく、気孔を塞いで呼吸困難に陥る。
  • 地球温暖化による気候の変化。
などなど・・・・。どれももっともらしいが、岩場に生えている松までも枯れているところを見ると、2番だけでは説明が難しいように思う。
最近は松以外にも「ナラ」の木が同じように立ち枯れが目立つようになってきている。
何れにしても地球環境が病んでいることに対して、「マツ」や「ナラ」がいち早く警鐘を鳴らしてくれていることだけは間違いないようである。
しっかり案内板がある これは旧木曽街道らしい 道は草を刈って手入れしてある
案内板に従って山道へ これは旧木曽街道らしい 草を刈って手入れしてある
加佐ノ岬灯台付近の海蝕洞 途中、旧木曽街道があったのにはちょっと驚きです!
どのようなルートなのか、とっさには頭に地図が浮かばない。
やがて加佐ノ岬灯台が見えてくる。
この灯台と海岸には見覚えがある。以前、妻とこの辺りをドライブしたときに来たことがある灯台らしい。
この辺りの地質は軽石質砂岩で波の侵蝕作用によって複雑な岩場や断崖、海蝕洞など美しい海の風景が広がっている。
足元の岩には年輪のような渦巻き模様が現れていた。
加佐ノ岬灯台 渦巻き模様の岩がおもしろい岩 加佐ノ岬
加佐ノ岬灯台 渦巻き模様の岩がおもしろい 加佐ノ岬
ルートはこの後、北陸自動車道の尼御前サービスエリア裏からサイクリングロードになる。
尼御前は義経主従の旅の無事を祈って尼さんが岬の先端の岩場から身を投じたという謂れのあるところである。

このサービスエリアは福井から高速道を走って来ると丁度良い距離にあるので、いつもここで休憩することにしている。
今朝はパン食だったので、お腹が空いてきた。サービスエリアのレストランでかなり早目の昼食にした。(10時10分)
尼御前の像
尼御前の像
尼御前の先端の岩場 尼御前サービスエリアの裏 尼御前サービスエリアのツバメ
尼御前の先端の岩場 尼御前サービスエリアの裏 尼御前サービスエリアのツバメ
歴史的なこの地も現代は北陸自動車道が並行し小松基地が近いことから、自動車の騒音とジェット戦闘機の爆音がものすごい。
ラジオのボリュームを上げても殆んど聴き取れなかった。

片山津IC付近は波防堤にハマナスが植えてあり、赤い実がすず成りだ。花の時期はさぞ見応えがあっただろうと思う。(下左)
来年は妻と見に来よう!
一直線に伸びる自然歩道
片山津IC付近の波防堤のハマナス ふれあい健康広場 とうとう道が分からなくなった
片山津IC付近の波防堤のハマナス ふれあい健康広場 とうとう道が分からなくなった
柴山潟が海に注ぐ新堀川を渡って少し先の「ふれあい健康広場」の手前あたりから波の浸食による陥没修復工事のため自転車道が歩けなくなってしまった。
迂回路が分からず草むらや砂浜を歩いて、ようやく「勧進帳」の名場面の銅像が立っている「安宅関跡」に辿り着いた。
この場面は、TVで何度も見ているが、若い頃はそれほど感激して見た覚えはなかったが、齢を重ねるに従ってその深い内容が分かるようになり、熱いものが込み上げてくる名場面になった。台座には『智仁勇』とあった。
(智=弁慶の知恵、仁=富樫の情、勇=義経の勇気)
勧進帳の名場面
義経 弁慶 富樫
安宅住吉神社 自転車道休憩所 根上グリーンビーチ
安宅住吉神社 自転車道休憩所 根上グリーンビーチ
松井秀喜ベースボールミュージアム 野球の館 旧根上町(現能美市)はあの松井秀喜選手の故郷で、大きく立派な「松井秀喜ベースボールミュージアム」と小さめの「野球の館」が建っていたので、ちょっと立ち寄ってみた。
松井秀喜ベースボールミュージアム 野球の館
心配した天気はだんだん下り坂で、根上町山口のバス停でちょっと雨宿りしたが直ぐに降り止んで、何とかゴールのコンフォートホテル小松までもってくれた。
しかし、ラジオは明日の大雨を告げているのと、携帯電話の充電器など家に忘れ物もあるので、ホテルには泊まらずに一旦家に帰り月曜日から再開することにして、タクシーで小松駅に向かった。(タクシー:1300円、JR:820円)
データ
  • 2006.07.28(金)
単独
国民宿舎片野荘
2.6km

7:15

8:09

黒崎海岸分岐点
2.1km

 

8:53

加佐ノ岬
3.4km

 

10:09

尼御前サービスエリア
3.0km

10:39

11:25

新堀川
5.5km

 

13:22

健康広場
4.0km

13:44

14:55

安宅ノ関址
2.0km

15:11

15:42

自転車道休憩所
1.0km

 

15:56

根上グリーンビーチ
1.1km

16:02

16:20

松井秀喜ミュージアム
0.8km

 

16:30

コンフォートホテル小松
歩行距離
25.3km
福井からの累計距離
83.8km
行動時間
9時間15分
天気
晴れのち曇り一時雨
宿泊
自宅
費用
宿泊 0
昼食 735
お茶(4) 560
タクシー 1,300
JR 820
コーヒー 350
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