とうとう スマホを買った

1.携帯は不携帯主義だった

私は今までスマホを持っていなかった。
ガラケーは一応持ってはいたが、いつも家の充電器の上に充電しっ放しで、持って出たことはほとんどなかった。
現役時代は24時間体制の3交代の技術職だったので、会社から電話がかかってくることなどほとんどなかったし、定年退職してからは尚更その必要性を感じていなかった。たまに友人から電話がかかってくることはあっても、それも急ぐ用事ではない。家にある固定電話で十分役に立っていた。
たまに妻が「お父さんの携帯に電話したら、机の上で鳴っていたよ。これから持って出てよね!」って言われることは度々あったが、どうせ大した用事ではあるまい。
ということで携帯電話はいつも不携帯だった。
ただ旅行に行くときは必ず持って行った。妻は方向音痴だから、トイレに入って出てくると、決まって反対方向に歩いてしまう。妻も見知らぬ土地で迷子になったらどうしようという心配があるらしく、なかなか旅行をしたがらない。そこで、旅行に行くときは、妻の安心のお守り用として、必ず持って行くようにしていた。

2.とうとう スマホを買った

私は、自分や弟、そして所属している山の会などのホームページを自動作成するツールを作ることを趣味の一つとしている。
Google や国土地理院の地図がバージョンアップになったりする度にホームページの大改修をやったりしてきたが、作成したホームページが各ブラウザでどのように見えているのか、代表的なブラウザ5種類ぐらいではチェックしてきた。
ところが最近はタブレットやスマホの出現で、確認しなければならないものが多くなってきた。確認用に iPad は持っていたが、スマホは持っていなかったので、人のスマホで見せてもらったりしていた。

ある時、Panasonic の4Kビデオカメラのホームページを見ていたら、アクセサリーの「リモートパンチルター」を使うと、スマホでビデオカメラの遠隔操作ができることが書いてあった。これは便利だ。
私は妻と妻の友人などで、老人ホームなどを訪れて、歌や踊りやハーモニカ演奏などをやる慰問活動をしている。その活動をビデオに撮って出演者に上げている。この時、私自身も出演しているし、音声のミキシングもしているので、カメラの操作をしている暇はない。
そこでアップとロングの2台のカメラを無人で撮影しっ放しにして、後で編集している。
2台のカメラで十分だと思って、何年かはこのスタイルで撮影していたが、慣れてくるといつも同じサイズのショットの行ったり来たりでは、何だか物足りなくなってきた。そこでもう1台カメラを買って 3カメ体制にするために Panasonic の VX980Mリモートパンチルターを買うことにした。
リモートパンチルターはズームやパンがスマホで遠隔操作できるらしい。それにはスマホを買う必要がある。
ということで、ホームページ確認用も兼ねて、スマホを買うことにした。

そこで、スマホを使い慣れている友人に相談したら、奥さんがシニア向けの簡単スマホを持っているという。通信できる容量は0.7Gまでしかないが、どうせ外でネットに繋ぐことは皆無だろうから、それで十分だと思ったので友人の奥さんと同じ機種の au BASIO を買った。

3.シニア向けはかえって扱い難い

友人が BASIO は、操作に戸惑うことがあると言っていたが、確かにそうだ。
シニア向けになっているので、一般的な操作とちょっと違うところがあることが、かえってややこしい。シニア向けでない方が、扱い易かったかもしれない。

操作法がちょっと違うので、四苦八苦して、ようやく 4Kビデオカメラのリモコンをスマホで操作できるところまで来た。
ところがリモコンで操作してみて、これはやっぱり家庭団欒向き程度の代物だということが分かった。
ズームも、スマホからのデータ転送にムラがあるのか、途中でカクッカクッとしたズームになる。パンも同じだ。デジタル量をアナログ量に変換する時の問題かも知れないが、期待したスムーズな動きには程遠い。
それと、パンやチルトの速度を変化できないので、ズーム一杯だと、スピードが速すぎて使い物にならない。拡大中のパンをスムーズにやりたかったのだが、これではちょっと無理だ。結局、おもちゃだ!!

4Kカメラの映像はめちゃきれいだが、各部の表示が小さくて、天眼鏡がないと、何が何だかさっぱり分からない。黒いところに、目立たないように、鼠色の文字で書いてあるので、尚更だ。何でこんなに遠慮深い文字を使う必要があるのだろう??
人に優しいとか、老人に優しいとか、優しさを売る時代だけど、ちっとも優しくない・・・・。

データ
  • 2016.07.19(火)

 

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