太陽光発電

太陽光発電で発電した電力を電気代の2倍の価格で買い取る日本版FIT制度が始まって半年が経った。
FIT制度の本家のドイツに比較して約半分の買取価格だと紹介したが、工夫次第で日本版FIT制度のもとでもドイツに引けを取らない方法がある事が分かった。
それは夜間電力と昼間電力との料金の差を大いに利用する方法だ。

岐阜県(中部電力管内)に住む友人が太陽光発電装置を設置することになったので、彼の家の電気の検針票を見せて貰って分かったことは、日本でもかなり有利になるということだ。

どこの電力会社でも夜間電力の利用を促進するため夜間電力は安い料金プランを準備している。
中部電力の場合はライフスタイルに合わせて数種類のプランが選べるようになっている。(中部電力のHPへ

友人宅の場合はオール電化住宅だから「Eライフプラン(3時間帯別電灯)」と言う契約になっていた。
これは中部電力のHPによると、時間帯別、曜日別で3種類の料金設定になっている。

時間帯区分 料金 月曜日~金曜日 土日祝日
 デイタイム 31.43円/kwh 9時~17時 なし
 ホームタイム 21.23円/kwh 7時~9時、17時~23時 7時~23時
 ナイトタイム 9.33円/kwh 23時~翌朝7時 23時~翌朝7時

太陽光発電した電力は、今回の日本版FIT制度で1kwh当り48円で買ってくれることになった。
もし、昼間は電気を使わず、夜間電力だけで生活できれば、発電した電気を48円で売って、9.33円の電気を買うことになるので、その差は5倍強だ。 これは凄い!!

昼間でも冷蔵庫などは働いているから、昼間の電力をゼロにすることは不可能としても、昼間の電力消費を極力抑え、夜間電力を使うようにすることは可能だ。
オール電化の場合、エコキュートや蓄熱暖房は既に夜間電力を使用する設定になっているが、洗濯機や炊飯器をナイトタイム時間帯内に終わるようにタイマー設定したり、料理の下ごしらえや、作り置きの惣菜作り、掃除機かけなどもデイタイムではなくホームタイムやナイトタイム時間帯に済ませることは工夫次第で可能だ。
このようにして、昼間発電した電力は、できるだけ電力会社に売ることに努め、割安な夜間電力で生活する工夫をすれば、日本版FIT制度のもとでも、ドイツのFIT制度に負けないかも知れない。

因みに友人宅の2010年1月の電気の使用量は

デイタイム122kwh
ホームタイム376kwh
ナイトタイム1529kwh

蓄熱暖房を使う1月という時期も関係するが「デイタイム」と「ナイトタイム」の使用量の比が12.5倍ある。
昼間の使用量を減らす工夫をする前のデータでこれだけの差があるのだから、工夫すれば更に安い夜間電力へシフトすることは可能かも知れない。

最近、愛知県の友人も太陽光発電パネルを屋根に取り付ける計画をし、住宅メーカーで見積りを取ったらしい。
愛知県なら我が福井県とは違って冬の期間の発電量が大幅に多いことだろう。

その福井県の我が家でも、4月から売電料が買電料を上回るようなった。
特に5月と6月は売電料が買電料の2倍以上になった。これは去年までとは大きく異なる。
買取価格が2倍の48円になった恩恵であることは間違いない。

買電 売電
4月 6,657円 (6,583円) 8,784円 (6,234円)   かっこ内は2009年の料金
5月 5,972円 (6,250円) 14,256円 (6,234円)
6月 4,884円 (4,961円) 13,008円 (5,602円)
7月 6,645円 (5,868円) 11,280円 (4,139円)

我が家は夜間電力の契約はしていない。
給湯はガス、暖房は灯油の床暖房、キッチンはI H だが、これらの全光熱費は岐阜県のオール電化の友人宅の光熱費と現時点でほとんど同額だった。(どちらの家も24時間暖房)

従って、友人宅が太陽光発電を付ければ売電料金の分は我が家より安くなることは確実で、やっぱりオール電化住宅の方が総光熱費は安くなるようだ。しかも、CO2削減にも貢献でき、一石二鳥だ。

データ
  • 2010.07.04(日)
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