Sony の VAIO で AVI ファイルが再生できない

VAIO(Windows Vista) 付属の Windows Media Player 11 で AVI 動画ファイルが正常に再生できない。
Canon のデジカメ(PowerShot S5IS)で撮った動画が Windows Media Player 11 では音声だけは出るものの、肝心の映像が表示されない。
WindowsXP のパソコンの Windows Media Player 10 では何の苦労もなくクリック一発で再生できたのに・・・・。
(VAIOのOSが Vista から Windows7 に優待アップグレードキャンペーンが実施され不具合はすべて解決した)

自分で調べたこと
  1. VAIO 付属の取扱説明書
    これは主にVAIOの設置や基本設定を行うもので、今回の疑問に答える情報はなかった。
  2. VAIO 付属の「VAIO ナビ」
    写真やビデオを見るためのソフトは 「PMB(Picture Motion Browser)」 を使うらしい。
    PMBも状況は同じで、音声は聞こえるものの、映像は再生不能だった。
  3. VAIO 付属の電子マニュアル「ソフトウェアの使い方」で解ったこと。
    • Windows Media Player 11 の項目には
      • 音楽を取り込む
      • 音楽を聞く
      • 音楽CDを作る
      と、紹介されているだけで、映像のことには全く触れていない。
      Windows Media Player 11 のホームページでは映像の再生も可能だと書いてあるが、Sony版は音楽の録音・再生に特化しているのだろうか?
    • 映像の再生には Windows Media Center を使うようになっているらしい?
      Windows Media Center の対応動画ファイルに AVI ファイルも入っている。
      使い方を読んで使ってみたが、 Windows Media Player 11 同様、音声は出るものの映像は再生されない。
  4. VAIOサポートページの Q&A
    • 機種名を指定して、キーワード検索に 『AVI』 を入力して検索
      14件検索されたが、現状に最も近い 「[Windows Media Player] AVI ファイルの再生が正常に行えず・・・・」 の記述に従ってチェックする。
      • Windows Media Player 11 の「コーデックを自動的にダウンロードする」のチェックは既に付いていた。
      • AVI ファイルの再生に必要なコーデックの確認は、Q&Aの情報が古く、実際表示される画面とQ&Aの内容が一致せず確認できなかった。
        (他の方法で調べたらビデオコーデックは Motion JPEG となっていた)
      • Windows Media Player 11 に現在インストールされているビデオコーデックを確認する画面は表示できたが
      • それを確認しても、その結果についての対処法が書いてないので、何の参考にもならなかった。
    結局この Q&A では「コーデックを自動的にダウンロードする」のチェックの有無を確認しただけで、解決には至らなかったばかりか、VAIOで AVI ファイルを再生する場合、「Windows Media Player 11」 を使うのか 「Windows Media Center」 を使うのかもはっきりしなくなり益々分からなくなってきた。
    (2009年12月5日現在:上記サポートページの Q&A の内容は更新されていた)
  5. ネットで解決策を検索してみる。
    • キーワードに 『vista avi』 を入力してみる
      同じような現象で悩んでおられる方が多いらしく、非常にたくさんヒットした
    • 紹介されている解決策を読んでみると、どうやらAVI に対応したコーデックの問題らしいが、「自動的にダウンロードする」にチェックが付いている以上、素人にはどうすることもできない。
    • その中で、最も簡単で確実そうな解決策は Windows Media Player の使用を諦め 「GOM Player」 というFreeソフトをダウンロードしてインストールする方法。 これでやっと再生できるようになった。
    しかし、私の性分として、この解決法はどうもすっきりしない。
    SONY にも「サイバーショット」というデジカメがある。たぶんこれにも動画を記録する機能はあるだろう。
    そのファイル形式が何なのかは不明だが、他社同様 AVI 形式だったら自社のカメラで撮影した動画が再生できないことになる。
    「世界のSONY」 と言われている企業が、そんな事をするはずがない。
    VAIO 付属のソフトで再生できる筈だと思うが、自力で解決策を探すのは限界だ。
「VAIO カスタマーリンク 使い方相談窓口」に電話してみた
  • きょうは土曜日だから、電話が混雑し相当待たされることを覚悟していたが、一発でかかった。
    あっけにとられるほどスムーズな出だしだ。
    相談窓口の女性は、私が既に実験済みの解決案をいくつも提案して来た。
    「ああ、それも試しましたが、ダメでした」 と、いうことが4~5回つづき、
    「お調べしますから、ちょっとお待ちください」 と言って、しばらく待った後に示された方法で見事に解決した。
    それは次のようなものだった。
    1. デスクトップの何もないところで右クリック
    2. 「グラフィックプロパティ」をクリック
    3. 「intel」画面が表示されますから
    4. 「ビデオの設定」をクリック
    5. 「カラーコントロール」タブをクリック
    6. 「アプリケーション設定の上書きを有効化」のチェックを外す
    7. 「OK」をクリックして画面を終了する

以上で、 Windows Media Player 11 でもWindows Media Center でも PMB(Picture Motion Browser) でもすべての再生ソフトで再生可能になった。(電話約1時間)
「コーデックを自動的にダウンロードする」 にチェックが付いていても、コーデックが使えなかったのが、使えるようになったということだろうか?
この「アプリケーション設定の上書きを有効化」のチェックを外すことが何を意味しているのかについては、電話相談に応じてくれた女性には分からないらしかった。後で何か問題があったら、またお電話くださいとのことだった。

VAIOサポートの女性のアドバイスに従って操作した時は確かに AVI 画像ファイルを再生できたが、一旦パソコンの電源を切って、再度起動したら、また再生不能になっていた。
「アプリケーション設定の上書きを有効化」を見てみると、再びチェックが付いていた。
どうやら、この設定は保存されないようだ。

翌日の朝一番に、再び 「VAIOカスタマーリンク使い方相談窓口」 に相談してみた。
今朝の女性は、昨日の女性に比べて知識不足な上に、カメラ側に問題があるからキャノンに聞いてみて下さいと言う。
2時間以上も話していたが、結論はカメラ側か動画の取込み方法に問題があるかもしれないと、責任転嫁しようとしている。
話を戻すために、SONYの「サイバーショット」で撮影した動画は再生できるのか聞いてみたら 「VAIO付属ソフトで取り込めば問題ない」 と言う。
これが、その場凌ぎの返答か否かについては、確かめる術がないので、一応認めておこう。

しかし、ニコンやキャノンはカメラメーカーとしては所謂一流メーカーだ。 言っちゃ悪いがSONYは二流とは言わないが、一流とも言い難い。1.5流と言ったところか?
パソコンを製作する企業が主流のニコンやキャノンを対応製品から省いて、自社ブランドのみを対応製品とすることも考え難いが、サポート担当者がそう言う以上、確実な根拠を持たない私は反論はできない。
万が一にもこれが正しいとして、ニコンやキャノンのカメラに対応していなくて、SONYのカメラだけに対応していた場合、そんな仕様はネットや雑誌ですぐに知れ渡り、果たしてユーザーはVAIO を買うだろうか?
SONYのVAIO製作担当者がそんなVAIOを作る筈がない。

VAIO使い方相談窓口の馬鹿な担当者が回答に窮して、その場凌ぎの口から出まかせを言っただけだとは思うが、一応撮影し直し、取り込みし直してみることにした。
新しく撮影し直した動画を、指定されたVAIOのソフト(Click to Disc または Pictuer Motion Browser)で取り込んでみた。
ところが、両ソフトは デジカメで撮影した動画を取り込むようにはできていないらしく、静止画は取り込めたが、動画はビデオカメラから取り込むようなインターフェースしか表示されず、取り込むことはできなかった。
仕方なく、Windowsの機能で取り込んだ。

そこで、再度 VAIOカスタマーリンク使い方相談窓口に電話した。
このままでは話の主導権をこちらの方に戻せず、水かけ論になりかねないので、話の方向を変更することにした。
電話に出たのは先ほどの女性ではなく、別の女性だった。
その女性には申し訳けなかったが、
「動画は取り込めませんでした。」
「先ほどの女性はキャノンのカメラに原因があるようなサポートでしたので、SONYのサイバーショットに買い替える用意があります。」
「SONYのサイバーショットで撮影した動画なら、確実にVAIOの付属ソフトで取り込め、かつ再生が可能ですね。」
「その確認のための電話を致しました。もしサイバーショットで撮影した動画も同じ現象だったら、カメラを買い替えたことの責任は取っていただきますね! その確認のために電話しました。」
と、言ったら、3番目の女性は、柔らかく
「せっかくキャノンのカメラをお持ちですから、そのままお使いください。」
「ちょっとお調べしますから、しばらくお待ちください」と言って、何かで調べているようだった。

そして、次のような回答を得た。
それは昨日の 『「アプリケーション設定の上書きを有効化」のチェックを外す』 設定に加えて、次のような設定を行うと設定がリセットされず、保存されるようになるらしい。

  1. 「スタート」→「すべてのプログラム」→「VAIO の設定」→「続行」と進むと
  2. 「VAIO の設定」 画面が表示される
  3. 「デイスプレイ」 をクリック
  4. 「色モード設定」 をクリック
  5. 「以下の色モードから選択する」 を選択
  6. 「色モードを適用しない」 を選択
  7. 「OK」 をクリックして画面を終了する

以上で電源をOFFにしても、設定は保存されるようになった。(電話約30分)
上記5番で「最適な色モードに自動で切り替える」の選択を外した訳だが、それが今後どのような影響があるかについては説明はなかったが、取あえず何の問題もなく使えている。
結局、たったこれだけのことに丸二日間かかり、3人の女性の合わせて数時間の手間と電話代がかかったことになる。
電話代は 0120 だから、こちらの負担にはならないが、製品価格に転嫁されていることは間違いない。
電話代が無料だったから、的確な回答ができない2番目の女性にも腹を立てずに気長に話ができたが、これが電話代をこちらで負担しなければならない企業だったら、役に立たない対応にはきっと相当腹が立って、勉強不足の担当者を許せなかったに違いない。

電話サポートにも 『当たり外れ』 はある。
今回、3人の女性と1人の男性の対応を受けたが、日曜日の朝一番に対応してくれた女性は最悪だった。
お客さんと一緒に問題を解決していこうという誠意は全く見えず、原因をキャノンのカメラや画像の取り込み方に転嫁しようとする、役立たずの無能な担当者だった。
もう二度と電話を受けてほしくない女性だった。
猛勉強をしていただくか、それが嫌なら別の仕事に変わってもらいたい。そして二度と電話口に出てほしくない。

2時間半の電話は全く無駄だった。
あんな無能な社員を置いている 「VAIOカスタマーリンク使い方相談窓口」 に SONY が相談料を支払っているのだとしたら、結局我々は高い VAIO を買わされていることになる。
このように役に立たない 「VAIOカスタマーリンク使い方相談窓口」 に対して、消費者は大変不満に思っていることを発注元の SONY は知っているのだろうか?

こんど発足することになっている 「消費者庁」 は、こうしたいい加減な 「コールセンター」 に相談業務を丸投げして、消費者に不利益を与えている 「お客様相談窓口」 のあり方に対して、味方になってくれるのであろうか? 期待したいものである。

データ
  • 2009.07.04(土)
ほかの参考サイト
アーカイブ

現在位置: ホームなんでも日記メニュー > このページ