禁煙外来があるらしい。それでもまだ吸いますか?

BS朝日で『鳥越俊太郎・ニッポン禁煙事情』という番組を見た。
冒頭、先日亡くなった筑紫哲也さんがヘビースモーカーだったこと、肺癌で亡くなったこと、を伝えていた。
どこのTVも筑紫哲也さんは中心軸がぶれない人だった、すばらしい人だった、と言っていた人が、ヘビースモーカーだったと言うことを聞いて大変驚いた。

現役時代、男性社員の殆どがタバコを吸っていたが、いつの頃からか、東大とか京大など一流の大学を卒業して入って来る新入社員はタバコを吸わないことに気付いた。
高校時代は受験勉強で、大学に入ってからも勉強が忙しくタバコなどに興味を持っている暇がなかったのか、一流の大学の学生だという誇りが、つまらないタバコなどに現を抜かす必要がなかったのか。 などと勝手に解釈して、さすが一流大学卒は違うと、妙に納得したものだ。

知識人の筑紫さんがタバコは本人には勿論、周りの人にも有害であることを知らなかったはずはない。
しかも、強い意志と信念で良識ある番組を作り続けてきたその人が、ヘビースモーカーだったとは俄かには信じがたいことだ。
禁煙はそれほど難しいということかも知れない。
あのオバマ氏も禁煙に失敗したらしいから・・・・。

しかし、禁煙は禁酒よりは誘惑が少ない分、やり易いかも知れないと思っている。
タバコは個人的なものであり、「一本どうですか!」と、勧める人はまずいない。
ところが、酒は「一杯位いいでしょう!」「そんなに固いこと言わずに、ま、一杯だけ・・・」と勧められる。
それを雰囲気を壊さないように断るのはなかなか難しいものだ。
禁煙にはそうした誘惑がない。
自分さえその気になって真剣に取り組めばできないことはないだろう。
「タバコを止める位なら死んだ方がましだ!」と豪語していた人でも、いざ医者から「癌です。タバコを止めてください」と言われれば、ちゃんと止めて治療に専念している。
要するにそこまでの真剣みが足りないだけではないかと思う。どこかに甘えがあるに違いない。

鳥越さんの『ニッポン禁煙事情』の番組の中で、禁煙外来があることを初めて知った。しかも保険診療がきくらしい。
喫煙は将来病気になるからではなく、それ自体が病気だと言う位置付けらしい。
喫煙年数×一日の本数=200以上 の人なら保険診療がきくらしい。

昔、私も吸っていたが、一日40本以上だった。8年ほど吸ったので、今なら保険適用で禁煙のサポートを受けられたかも知れない。
禁煙外来では「禁煙パッチ」という貼り薬を処方して貰うらしい。ニコチンを皮膚から補う貼り薬を貼り、徐々にその量を減らしていき、ニコチン依存症を克服するらしい。それでも成功率は45%程度だという。

昔に比べれば喫煙環境は随分様変わりしている。喫煙者はかなり遠慮しながら吸わざるを得ないようである。
そんなに肩身の狭い思いをし、高い税金を払い、健康を犠牲にしてまでどうして吸わなければならないのか、良く考えると馬鹿々々しいに違いない。
一方で、禁煙外来をはじめ、禁煙グッズ、禁煙サイト、禁煙の本など、禁煙サポート体制は充実し、40年前に比べると随分禁煙しやすい環境になったことも確かだ。
NHK教育番組の「きょうの健康」でも禁煙をサポートする番組を3回に分けて放送している。(12月8日12月9日12月10日放送
私の周りを見てみると、タバコを吸わない人が殆どだから日本人の喫煙率は10%程度かと思っていたが、まだ23%以上あるらしい。30歳代の男性は半数以上の53.3%が喫煙者だというからまだまだだ

先日、新聞に 『タバコ一箱1000円時代?』 という記事が載っていた。 もしこれで80%の人が禁煙しても、なお税収は多くなるという。
そんなに高い税金を負担する羽目にならない内に、一日も早く禁煙しませんか? それともまだ吸いますか?

データ
  • 2008.12.07(日)
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